七五三当日が雨予報になり、困っていませんか?
雨予報がわかったら、『延期』か『決行』の選択をしなければなりません。
雨予報の場合、延期できるならした方が良いですが、色々な事情でどうしても延期できないこともありますよね。
本記事では、
・『延期』する際にやること3手順
・『決行』する際に気をつけること9つ
・決行時の持ち物8つ
を紹介します。
雨の中での七五三も、注意点をあらかじめ確認して必要な持ち物を準備することで、雨の日の心配や不自由さを軽減できます。
ご家族皆さんの納得がいく方法で、お子様の七五三を思いっきりお祝いしてあげてくださいね。
七五三のお参り当日が雨予報…対処法は『延期』か『決行』
└ 七五三のお参り当日が雨の場合|できれば延期しよう
└ 雨でもお参りを決行する場合|雨対策をして出かけよう【雨で七五三を決行】知っておいてほしいこと
雨の日の七五三|メリット3選
└ 1.神社もスタジオも人が少ない
└ 2.着物が映える
└ 3.雨の日だけの特別な写真が撮れる└ 雨の日の七五三|気をつけること9つ
└ 1.着物の汚損保障を確認しよう
└ 2.着物は少しきつく丈は短めに着付けをしてもらおう
└ 3.草履が滑りやすい
└ 4.ヘアスタイルが崩れやすい
└ 5.小物を無くさないように注意
└ 6.プロのカメラマンに任せるのがベスト
└ 7.主役の和傘は淡い色がおすすめ
└ 8.家族はビニール傘で表情が見えるように
└ 9.ママの靴にも注意して雨の日の七五三|持ち物8選
└ 1.傘
└ 2.レインコート・ポンチョ
└ 3.ストール・マフラー
└ 4.長靴・履き慣れた靴(草履)
└ 5.大きめの洗濯バサミ・クリップ
└ 6.バスタオル・フェイスタオル
└ 7.ビニール袋
└ 8.大きめのバッグ・サブバッグ
七五三のお参り当日が雨予報…対処法は『延期』か『決行』
お参り当日が、雨の予報の場合、選択肢は『延期』か『決行』の2択です。
それぞれのパターンについて解説します。
あなたに合うケースはどちらか、考えながらご覧ください。
七五三のお参り当日が雨の場合|できれば延期しよう
七五三当日が雨の場合、一緒に参加する方のスケジュールが変更できる場合は、延期するのがおすすめ。
なぜなら、お子様が着慣れない着物で雨の中を歩くのは大変で、泥はねなどで着物を汚してしまう可能性があるためです。
しかし、変更するとなるとスタジオやカメラマン、着物レンタル、美容院、食事会などを一式変更する必要があるため、変更するなら早めに判断しましょう。
1週間前の天気予報の的中率は7〜8割なので、1週間前を目安に天気を確認して、どうするかを家族で相談すると良いですよ。
延期したからといって、延期日が必ず晴れる保証はありません。
延長や変更でキャンセル料やスケジュール調整が大変になりそうな場合は、台風や暴風雨の予報でない限り決行するのもありです。
雨でもお参りを決行する場合|雨対策をして出かけよう
当日の急な雨や、家族のスケジュール・着物・カメラマンの変更ができないなどの理由で、雨の日にお参りをすることになり、不安になっている方もいるかもしれません。
結論、雨の日でも七五三のお参り・撮影は可能なので、安心してくださいね。
雨でお参りを決行することになった場合は、雨対策を万全にしてお出かけしましょう。
雨の日の対策や注意点を理解していれば、慌てずに当日を迎えることができますよ。
この記事の後半、「雨の日の七五三|気をつけること9つ」にて、雨でも楽しく撮影ができる『七五三の雨対策』を紹介しているので、ぜひご覧ください。
七五三のお参りを延期するか決行するか迷ったら
延期と決行、どちらにしようか迷った場合には、写真スタジオや出張撮影のスタッフに相談してみるのも1つの方法です。
雨の日の撮影経験がある方が大半なので、雨の日におすすめの撮影スポットや注意点についてのアドバイスをもらって、判断材料にしましょう。
雨で七五三を延期|やること3手順
上の表は、『お参りを延期する際にやること』の手順をまとめたものです。
雨で七五三を延期する場合、やることはたくさんありますが、手順に従って焦らず1つずつこなしていきましょう。
各店舗のキャンセル料は、変更が遅ければ遅いほど高くなります。
延期する可能性がある場合は、できる限り早く連絡して、キャンセルポリシーだけでも確認しておくと安心です。
【雨で七五三を決行】知っておいてほしいこと
七五三を延期するとなると、変更の連絡をしたりキャンセル料が発生したりと大変なことも多いため、台風や暴風雨の予報でない限り、そのまま決行する方も多いです。
ここからは、雨の日の七五三を、楽しくスムーズに行うためのポイントを解説します。
雨の日に七五三をする際の、
・注意点
・持ち物
雨の日の七五三|メリット3選
「七五三が雨なんて…」とがっかりしている方も、安心してください。
雨の日には、雨の日ならではのメリットもありますよ。
雨の日の七五三|メリット3選
1.神社もスタジオも人が少ない
2.着物が映える
3.雨の日だけの特別な写真が撮れる
1.神社もスタジオも人が少ない
雨の日は、写真スタジオ・お参りとも、圧倒的に人が少ないです。
『雨』というだけでキャンセルされる方が多く、ゆったりと準備・撮影ができます。
特に人気の神社では、人の映り込みに気を使いますが、雨の日はほぼ心配する必要はありません。
ご祈祷も混み合うことはまずないので、全体を通して貸切のようにお参り・撮影を楽しめるでしょう。
2.着物が映える
「曇りや雨は写真が暗くなりそう…」と思われがちですが、実は、曇天は写真にとって好都合なんです。
特に、白をはじめとする淡い色の着物は、晴れの日は日光で白飛びしてしまい、キレイに柄を写すことができません。
曇天模様は、被写体をキレイに写すのに最適なシチュエーションです。
3.雨の日だけの特別な写真が撮れる
雨の日の七五三撮影では、レンズの水滴が幻想的に写ったり、運が良ければ虹と一緒に撮影できたりと、雨の日だけのおしゃれなショットを撮影することもできます。
雨の日の写真は、石畳も濡れて艶っぽく、霧が出ると幻想的で、全体的に落ち着いた雰囲気の上品な仕上がりになりますよ。
また、緑の多い神社での撮影は、雨の恵みで生き生きとした、深く美しい緑を感じることも。
雨の日の七五三|気をつけること9つ
雨の中のお参りには、雨の日ならではの注意点があります。
知っていることで回避できることはたくさんあるので、1つ1つ確認していきましょう。
雨の日の七五三|気をつけること9つ
1.着物の汚損保証を確認しよう
2.着物は少しきつく丈は短めに着付けをしてもらおう
3.草履が滑りやすい
4.ヘアスタイルが崩れやすい
5.小物を無くさないように注意
6.プロのカメラマンに任せるのがベスト
7.主役の和傘は淡い色がおすすめ
8.家族はビニール傘で表情が見えるように
9.ママの靴にも注意して
1.着物の汚損保証を確認しよう
雨の日にお参りを決行する場合は、着物の汚染保障(着物保障や着物保険と呼ばれることもあります)を確認しましょう。
雨の中でのお参りは、泥はねや泥水で普段よりも着物を汚してしまう可能性が高いからです。
店舗によって、パック料金に含まれていたり、オプションで加入したりすることもあるので、まずは店舗に聞いてみることが大切です。
2.着物は少しきつく丈は短めに着付けをしてもらおう
雨の日は、着物は少しきつめに帯を巻き、また着物の丈も短めに着付けてもらいましょう。
なぜなら、雨の日は、カッパの着脱や傘が当たるなどして着崩れることが多いため、きつめに着付けておいてもらうと安心して参拝できるからです。
また、着物の丈も短い方が足さばきも容易で、裾が汚れる心配も少なくなります。
3.草履が滑りやすい
雨の日は、草履が滑りやすくなります。
小雨の場合は履き慣れたスニーカー、スニーカーが濡れてしまいそうな雨量の時は長靴を持参して、写真撮影時に草履にはきかえましょう。
4.ヘアスタイルが崩れやすい
雨の日は、湿気の影響でヘアスタイルが崩れやすくなります。
痛くない程度にしっかりと結わえてもらい、ハードスプレーをかけるなどしてある程度固めてもらうのがおすすめです。
お母様のヘアスタイルも、アレンジがあまり得意でない方は美容室などで崩れにくいヘアスタイルにしてもらうと良いでしょう。
また、お子様、お母様ともに、崩れやすいダウンスタイルは避けた方が無難です。
5.小物を無くさないように注意
雨の日の参拝は、傘の開閉時やカッパの着脱時に、巾着や千歳飴などの小物を落としたり無くしたりしがちです。
撮影に必要な小物は、ご両親がまとめて持つようにしましょう。
6.プロのカメラマンに任せるのがベスト
雨の日は、傘や余分な荷物などが増え、さらにご両親が撮影するとなると…想像しただけでも大変です。
プロのカメラマンに頼めば、ご両親はお子様の機嫌を取ることに集中でき、家族揃っての撮影も簡単に残せます。
雨の日の撮影は、プロのカメラマンにお願いするのが良いでしょう。
7.主役の和傘は淡い色がおすすめ
主役の和傘は、淡い色を選びましょう。
特に、男の子の濃い青や黒の和傘は、顔が暗く写りが良くありません。
女の子は白や薄いピンク、男の子は、白や薄い水色など、着物の色に合わせて選んでください。
また、和傘の撮影時以外は、ご家族と同じビニール傘を使うと、表情がよく見えて良いですよ。
8.家族はビニール傘で表情が見えるように
傘は、可能であれば透明なビニール傘を準備しましょう。
なぜなら、形や色、大きさがバラバラの傘だと、写真に統一感を持たせることができず、暗い色の傘だと顔が暗く写ってしまうからです。
そうはいっても、ビニール傘が人数分ないご家庭もあると思います。
写真スタジオによっては、雨の日のロケーション撮影用に、ビニール傘を置いてある店舗もあるため、何本か借りれないか確認してみると良いでしょう。
9.ママの靴にも注意して
雨の量にもよりますが、雨の日はヒールも滑りやすくなります。
普段履き慣れていない場合は、キレイめなレインブーツがおすすめです。
最近は、ローファーのような形のレインブーツも販売されているため、心配な方は用意しておくと良いでしょう。
雨の日の七五三|持ち物8選
雨の日は、晴れの日よりも持ち物が多くなりがちです。
下記を参考に、雨の日を快適に過ごすための持ち物を厳選して持っていきましょう。
雨の日の七五三|持ち物8選
1.傘
2.レインコート・ポンチョ
3.ストール・マフラー
4.長靴・履き慣れた靴(草履)
5.大きめの洗濯バサミ・クリップ
6.バスタオル・フェイスタオル
7.ビニール袋
8.大きめのバッグ・サブバッグ
1.傘
前章でもお伝えしたように、主役のお子様には淡い色の和傘、家族は透明なビニール傘を持参しましょう。
2.レインコート・ポンチョ
レインコートは、上からさっと羽織れるポンチョタイプがおすすめです。
着物がすっぽり隠れるくらいの、長めの物を選びましょう。
3.ストール・マフラー
七五三シーズンは、寒くなることも多く、雨が降ると余計に寒さが増します。
ご祈祷の待ち時間など、お子様が寒そうな時にさっと羽織れるストールやマフラーなどがあると、重宝しますよ。
4.長靴・履き慣れた靴(草履)
雨天時は、長靴(大雨のとき)や、はき慣れた靴(小雨のとき)をはいていきましょう。
撮影する時に草履に履き替えると、草履や足袋が濡れるのを最小限に抑えられます。
5.大きめの洗濯バサミ・クリップ
大きめの洗濯バサミやクリップは、雨天時だけでなく、七五三のさまざまな場面で活躍します。
・境内を歩く際、着物の裾をまくる
・トイレで着物の裾をまくる
・食べ物で汚れないよう袖をまくる
など
裾をまくり止められる程度の大きさで、強めのグリップ力の物を選びましょう。
6.バスタオル・フェイスタオル
雨足が急に強くなると、あっという間に濡れてしまうことも。
バスタオルは1枚、フェイスタオルは2〜3枚を目安に持参すると安心です。
7.ビニール袋
雨で濡れてしまった物や、ゴミなどを気兼ねなく入れられるビニール袋は、2〜3枚あると重宝します。
8.大きめのバッグ・サブバッグ
雨天時は、荷物をひとまとめにして持てる大きめのバッグやサブバッグを持参しましょう。
雨の日は余分に『傘』が増えるため、荷物がいくつもあると持つのが大変で、雨の中落としてしまうことも。
また、ご祈祷後には授与品も増えます。
家族の荷物を、ある程度まとめて持てるだけの大きさのバッグ、またカッパなどの雨具を入れられるサブバッグもあると便利です。
七五三での雨は縁起が良いもの!雨でも準備を万端にして楽しもう
雨には、『恵みの雨』や『雨降って地固まる』などの言葉があり、縁起が良いと言われています。
せっかくの晴れの日であるお子様の七五三。
「七五三で雨なんて…」と悲観的になる気持ちもよくわかりますが、雨の日だけのメリットにも目を向けて、お祝いを思いっきり楽しむことに集中してみましょう。
雨の日に気をつけたいことや、持ち物をしっかりと確認して、少しでも心配事を軽減していただけたらと思います。
「阿部写真館 茨城 プレイアトレ 土浦店」では、七五三のロケーション撮影も承っております。
神社だけではなく、思い出の場所や桜の下など、撮影が許可されている場所であればどこでも撮影することができますよ。
撮影日が雨予報の場合は、一緒に相談して決めていきましょう。
「茨城店のインスタグラム」にてスタジオ写真やロケーション写真を掲載しているので、ぜひご覧ください。
徳島県近辺にお住いの方は、こちらをご覧ください。
「徳島店インスタグラム」