
みなさんこんにちは♪ さてさて!早速ですが今回は、カメラのシャッタースピードについて コツや使い分けのお話をしていきたいと思います!
夏休み中の元気な子供を撮るぞーっ!あれっ?!でもなんかブレちゃうよ!?というママさんやパパさん必見ですよ!笑
思い通りに写せなくて困ってる方、結構多いのではないでしょうか?笑
この記事を読んだ後、その謎が解き明かされて きっと今までの自分とはひと味違う写真が撮れると思います!笑
ぜひ最後までお付き合いください♪
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シャッタースピードの違いで写真はどう変わる?

かわいい我が子の写真を撮りたい!というママさんやパパさんから、よくこんな話を聞きます。
『子供の動きが速くて撮れないブレてる写真ばっかり・・・』とか
『子供がブレて映る時とブレないで撮れる時があるけど、なんでなのかよくわからない・・・』
『子供が公園で元気に走り回ったり飛び跳ねたり すっごくイイ表情!って思って撮ってたのに なんだか躍動感がない・・・』などなど
みなさんはいかがですか?
きっと写真やカメラを始めたてで 特に子供を撮りたいという多くの人が頭を抱えてしまうお悩みだろうと思います!
『あぁ・・・なんとかしたい・・・』
そうでしょうとも!
『えっ なんとかなるの・・・?』
お任せください、もちろんです!!
答えはズバリ!シャッタースピード !!
というわけで、じゃあそもそもシャッタースピード とは一体なんなのか・・・シャッタースピード の大きな役割は2つあります!!
カメラに取り込む光量の調節 そして 動きのある被写体をどう撮るか です。
シャッタースピード を操ることで、動感の表現ができるだけではなく 意図に反するブレや暗すぎなどの失敗を防ぐこともできます♪
(速い・光量は少ない) 1/250 1/125 1/60 1/30 1/15 1/8 1/4 1/2 1 2 4 8 15 30(遅い・光量は多い)
上の数字の表はシャッタースピードの数字の一部をわかりやすく抜粋したものです♪
例えば 1/250というシャッタースピード であれば、1秒を250分割したうちの1秒でシャッターが切れるよ♪ というわけなのですね!
そしてこの数字の表、よく見ると分母が半分ずつになっていることがわかります。
この半分ずつ変わっている数字の並びを “段” と呼びます♪
どこかで聞き覚えはありませんか?笑
そうです、前々回の絞りのお話の時にも “段” が出てきましたね♪
絞りにもシャッタースピード にもそれぞれ “段” が存在しているのです。
さあ、それではここで シャッタースピード の違いを実際の写真で比較してみましょう♪
下の写真は一定の速さでボールを転がした時、シャッタースピード を変えて撮影したものです。
速いシャッタースピード (1/250秒)
動きの速いボールがやや止まったように写りました♪
この写真の場合、よりわかりやすい比較のために多少ボールがブレていますが、被写体の動きの速さによってシャッタースピード の数字を大きくして試してみましょう!
高速シャッター(1/1000秒)
最初の写真と同じ速い速度で転がるボールが、今度は完全に止まったように見えますね♪
高速シャッターは動きのあるものも瞬間的で迫力のある映像として写すことができます。
ただしシャッタースピードの数字を大きくすると、その分レンズが集められる光量は少なく(暗く)なっていきます。
遅いシャッタースピード (1/100秒)
遅いシャッタースピード は動きのあるものをブラせます!
速いシャッタースピードで撮った2枚の写真に比べ、同じ速度のボールでも1/100秒で撮影するとかなりブレたイメージになりました♪
このように、被写体の動きに対してシャッタースピードが遅い場合に被写体ブレが起きます!
スローシャッター(1/30秒)
遅いシャッタースピードで撮影した上の写真と比べてブレが大きく、ボールの動感がさらに強調されていますね♪
あえてスローシャッターにすることで水や川などの流れを表現したり、流し撮りと呼ばれる手法でスピード感を表現することもできます!
シャッタースピードの数字を小さくすると、その分レンズが集められる光量は多く(明るく)なっていきます。
シャッタースピードの操作一つでこれだけ表現の違う写真が撮影できるんですね!
いかがでしょうか♪
シャッタースピード がどういうものか、少しづつわかってきて『これからはバッチリ撮れそう!』そんな気がしてきませんか?笑
流し撮り(1/15秒)で撮影。
シャッター速度が一定の場合、速い被写体でも遠距離で撮影すればカメラの振りは小さく、背景の流れは少なくなります。
逆に、遅い被写体でも至近距離で撮影すればカメラの振りは大きく、背景の流れも大きくなりますよ!
“被写体の速さ” と “被写体との距離”は相関関係になっているということですね♪
シャッタースピードを変えて子供を撮ろう!

では肝心の、ブラさないで子供を撮影したい場合にはどうしたら良いでしょう・・・
答えはまさに シャッタースピードを速い設定にすれば撮影できる!!ですよね♪笑
でも 具体的にどのくらいの数字なら動く子供や被写体をブラさずに撮れるでしょうか。
例えば三脚などで固定せず、動きの少ない被写体を手持ちで撮る場合なら、1/60秒、1/125秒以上のシャッタースピードを目安にします♪
ということは、動きのある被写体や元気に走ったり遊びまわる子供の写真を撮影するには・・・
その通り!もっと速いシャッタースピードで撮影する必要がありますね!
子供の動きにもよりますが、1/250秒や1/500秒よりも速いシャッタースピードがオススメです!
子供がジャンプしている瞬間なんかもこれで撮影できると思います♪
『でも、シャッタースピードを速くしたら 暗くなるんでしょ?子供の動きも速いし 一瞬でそんなに色々できないよ!!』
そんな声が聞こえてきそうですが・・・大丈夫です!!ご安心ください♪笑
そんな時に便利な設定がシャッタースピード優先モードです!!
カメラのメーカーによって名称などは変わりますが、シャッタースピードを好きな速さに調節してあげることで 絞りの調整などはカメラが自動で設定してくれます! これでラクラク撮影出来ちゃいますよっ!便利ですねっ!!笑
例えばCanonの場合はTvモード NikonやSONYであれば S(シャッター)モード など、お使いのカメラメーカーのモードはどんな名称かを調べておくと扱いに慣れるのも早くなると思いますよ♪
そしてこの設定を使う時には、一緒に ISO感度(撮影環境に合わせて光を感じる度合いを調節できる)をオートの設定にしておくと良いでしょう♪ お使いのカメラによっても設定法は少し違いますが 設定自体はとてもお手軽なのでお試しください!
シャッタースピードのみの調整で子供や動く被写体に集中できるのでオススメです!
実はシャッタースピードとブレに関することはコチラの記事でも詳しく説明していますので、今回の記事と併せてぜひ読んでみてください♪
これでせっかくのシャッターチャンスも逃さずに撮影出来そうですね♪
シャッタースピードを調整して子供をブラさずに撮影するのに慣れてきたら、今度は逆に スローシャッターに挑戦してみると一味違った躍動感が表現できますよ!
先ほども写真で紹介したスローシャッターならではの技法 “流し撮り”
例えば子供に、運動会のようにゴールまで真っ直ぐかけっこをしてもらって その様子を真横から撮ってみます♪
シャッタースピードの設定はだいたい1/60秒や1/30秒 もしくは1/15秒ほどを目安にしてみると良いでしょう!
足を肩幅くらいに開いて、腕もしっかりと固定したら 腰と上半身全体で走る子供を追いかけます♪
ファインダー(覗いてる画面)の一定の位置に走る子供をキープして優しくシャッターを切って撮影していきます。
走っている子供が近づいてきてからピントを合わせるのでは間に合わない・・・そんな時にはシャッターを切り始めたい導線の位置にピントを予め合わせておく “置きピン撮影” なども有効です♪
ちょっとコツを掴むまでには練習が必要な撮影法なので、まずは車や電車などで練習して試してみると良いですよ!
さて、今回はシャッタースピードを変えて、子供の写真を撮影するためのお話をしてきましたが、いかがだったでしょうか♪
シャッタースピードが違う たったそれだけでも、子供の撮影にも写真にもいろんな幅ができると思います!
『そうか、そうやったら撮影できるんだ!よーし、さっそく試してみよう!』
そう思っていただけたら最高に嬉しいです♪
そして子供を撮影するときに 忘れてはいけないのが、子供の撮影を、子供と一緒に楽しむことです。
撮影することだけに集中してしまって、ついつい無言になってしまった・・・。
写真は撮影できたけどあんまり普段の良い表情が写ってない・・・。
それでは本末転倒ですよね?笑
ママさんやパパさんにだからこそ引き出される 子供の最高の表情や安心感のある笑顔を、カメラや写真を通した撮影という触れ合いの中で見つけてほしいと僕たちは考えています。
かわいい我が子を自分で撮影したい!そう願うママさんやパパさん。
主役は子供と その子供の成長や思い出を大切に残してあげたいと願うママさんやパパさん自身だと思います。
その気持ちを形にするための最高のツールがカメラや写真、撮影なんです♪
阿部写真館プレイアトレ土浦店では、そんなみなさんの気持ちを一番大切にしています。
親子や家族、子供の撮影などはもちろん 写真やカメラ、撮影に関するお悩みやご相談・どんな些細なご質問などもたくさんお待ちしています♪
素敵なカフェが併設された開放的な空間ですから、お気軽にお立ち寄りくださいね♪
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今後のイベント情報やキャンペーン情報も随時更新予定です!ぜひチェックしてみてください♪
次回も 写真のある生活が、もっと楽しくなるようなお話ができれば嬉しいです♪
ではまた♪