写真のある暮らし

七五三は2歳でもいい?2歳でお祝いする際に気をつけたい7つのこと

七五三は2歳でお祝いをしても3歳でお祝いをしても大丈夫です。

なぜなら、明確に『七五三はいついつしなければならない』という決まりがないためです。

そのため、
「数え年で考えたら」
「満年齢でいくと……」
など、考え方は人それぞれ。

「数え年で3歳(実年齢2歳)だけど、まだまだ落ち着きがないから来年にしよう」など子どもの性格や成長、家庭の事情に合わせて決めましょう。

本記事では、
「数え年」と「満年齢」の考え方
2歳で七五三|メリット・デメリット
2歳で七五三|気をつけたいこと7つ
を徹底解説します。

七五三を「数え年(2歳)」と「満年齢(3歳)」のどちらでしようか迷っている方の参考にしていただけたら幸いです。

今さら聞けない「数え年」と「満年齢」
数え年とは?
満年齢とは?
七五三を2歳(数え年)でするメリット・デメリット
メリット
デメリット
2歳で七五三|気をつけること7つ
1.七五三のピーク時期を避けて
2.できる限り短時間で収まるように
3.御祈祷や写真撮影はご機嫌な時間を狙って
4.お参りと写真撮影を別日にする
5.着物や浴衣に触れておく
6.着替え・替えの靴を持参
7.お気に入りのおもちゃ・お菓子を持参
2歳で七五三|よくある質問2つ
2歳で七五三をするのは大変?
兄弟姉妹で「数え年」「満年齢」の数え方が違っても大丈夫?
七五三は2歳でも3歳でも大丈夫!子どもの性格や家族の状況で決めよう

今さら聞けない「数え年」と「満年齢」

『「数え年」と「満年齢」の違いは?』と聞かれて、ドキッとする方も多いのではないでしょうか。

近年では、日常生活で「数え年」を使うことはほぼなくなり、馴染みのない考え方になりました。

しかし、世代が上の方にとってはまだまだ現役の考え方なので、還暦などは数え年で数えます。

本章では、そんな「数え年」と「満年齢」の違いを解説します。

数え年とは?

数え年とは、生まれた日を1歳として、お正月が来るたびに1歳ずつ歳を重ねる考え方です。

例えば、12月30日に生まれた子どもは2日後の1月1日にはもう2歳ということになり、
実年齢は0歳なので、2歳も差が。

満年齢とは?

満年齢とは、いわゆる実年齢のことです。

生まれた日を0歳の初日として、お誕生日が来るたびに1歳ずつ年齢を重ねていきます

現代の一般的な年齢の数え方と言えるでしょう。

七五三を2歳(数え年)でするメリット・デメリット

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七五三は実年齢が2歳の時にお祝いしてもOKです。

本章では、七五三を2歳でする際のメリットとデメリットを紹介します。

どちらも把握した上で、子どもの性格や家庭の状況によって2歳にするか3歳にするかを決定しましょう。

メリット

2歳で七五三をお祝いするメリットを解説します。

メリット

・七五三のしきたりを重んじることができる
・幼くあどけない表情を残せる
・早生まれの子は同学年の子と同じ年に七五三ができる

【七五三のしきたりを重んじることができる】
1950年に「満年齢」の考え方が義務付けられる前は、数え年で七五三をお祝いするのが一般的であったため、今でも年配の方は「七五三は数え年で」と考えている方も多いものです。

そのため、数え年で七五三を執り行うと『慣習を大切にする』ことができます

地域の風習が「七五三は数え年」としていたり、また祖父母が「数え年」で行いたいと考えていたりすることも。

地域の方やママ友、祖父母に確認してから「数え年」「満年齢」のどちらで七五三をするかを決めると良いでしょう。

【幼くあどけない表情を残せる】
2歳というと、まだまだ赤ちゃんらしい表情や仕草が残っている時期です。

ぷっくりしたほっぺや、ふわふわ丸っこい手足など今しか残せない瞬間がたくさん。

2歳特有の可愛い着物姿を残せるのはとっておきのメリットです。

【早生まれの子は同学年の子と同じ年に七五三ができる】
「満年齢」で七五三をするとなると、早生まれの子(1月1日から4月1日生まれ)は、遅生まれの同学年の子よりも1年遅れて七五三を行うことになります。

そのため、早生まれの子に関しては「数え年」で七五三を行うことで、同学年の友だちと同じ年に七五三をお祝いできるのです。

デメリット

七五三を2歳でお祝いする際のデメリットを解説します。

許容できる範囲かどうか確認しながら読み進めてみてください。

デメリット

・イヤイヤ期と重なる
・トイトレやお昼寝が影響する
・衣装や髪型の幅が少ない

【イヤイヤ期と重なる】
数え年の場合、実年齢の3歳よりも1〜2年早く七五三をすることになります。

まだまだ自由奔放で活発な子が多く、イヤイヤ期真っ只中のことも。

体力が少なくぐずってしまうこともあり、「じっとしていられなくて大変だった……」という声がよく聞かれます。

【トイトレやお昼寝が影響する】
1歳〜2歳の子どもは、トイレトレーニング中の子が大多数です。

慣れない着物や被布で、まだ完璧ではないトイレ誘導は思っている以上に大変。

「この日はオムツで!」と割り切って履いてくれる子は大丈夫ですが、中には頑なにオムツを嫌がる子も。

「もし漏れてしまったら……」と心配な方は、3歳への延期をおすすめします。

また、意外とお昼寝の時間七五三のスケジュールに大きな影響があります

日によってお昼寝の時間が定まらない子どもは、もう少し体力がついてからの方がゆっくり落ち着いてお祝いしてあげられるでしょう。

【衣装や髪型の幅が少ない】
特に体の小さい子は、衣装の選択肢が少なくなることも。

また、毛量も3歳の子どもと比べて少ない傾向にあるため、希望の髪型ができないことがあります。

しかし、大きめの髪飾りやカチューシャ等で華やかにすることもできるので、ヘアメイクさんに2歳でも可能な髪型を相談してみてください。

2歳で七五三|気をつけること7つ

祖父母の考え方や地域の慣習などで、2歳で七五三をお祝いすることもあるでしょう。

本章では、2歳で七五三をお祝いする際に気をつけてもらいたいことを7つ紹介します。

事前に準備できることばかりなので、十分に対策をして楽しい七五三にしてくださいね。

2歳で七五三|気をつけること7つ

1.七五三のピーク時期を避けて
2.できる限り短時間で収まるように
3.御祈祷や写真撮影はご機嫌な時間を狙って
4.お参りと写真撮影を違う日にする
5.着物や浴衣に触れておく
6.着替え・替えの靴を持参
7.お気に入りのおもちゃ・お菓子を持参

1.七五三のピーク時期を避けて

七五三の正式な日にちは11月15日ですが、9月〜11月頃でも御祈祷を受け付けてくれる神社がほとんどです。

土日の大安などは混み合う神社もあるので、できるだけ避けたほうがよいでしょう。

また、都合がつけられそうな方は平日の参拝もおすすめです。

『人が少ない』というだけで、両親も落ち着いて参拝できますよ。

2.できる限り短時間で収まるように

子どもの集中力は大人と比べてとても短いため、できる限り短時間で済ませられるようにスケジュールを組みましょう

下記の方法などを組み合わせて、時短スケジュールを考えてみてください。

・写真スタジオを自宅の近くにする
・スタジオからの距離が近い神社で参拝する
・被布にする
・髪型を簡単なものにする など

3.御祈祷や写真撮影はご機嫌な時間を狙って

子どもによって、午前中がご機嫌だったりおやつを食べたら元気全開だったり、1日の中でご機嫌でいられる時間帯が異なります。

普段から子どもの機嫌やリズムを観察し、『写真撮影』『御祈祷』の時間がご機嫌タイムに当たるよう調整しましょう。

4.お参りと写真撮影を別日にする

被布のお支度をして写真撮影、その後神社に移動してお参りとなると、最低でも半日はかかります。

「うちの子、まだまだそんなに体力がないな」という方は『お参り』と『写真撮影』を別日にするのがおすすめです。

ご機嫌な時間が短い2歳でも、2つのイベントを別日に分けることでハードルがぐっと下がりますよ。

お参りは着物を着なくても、きれいめなワンピース等であれば問題ありません。

5.着物や浴衣に触れておく

昨今は、普段着物に触れるのはおろか、見ること自体ずいぶん少なくなりました。

そんな中、いきなり見慣れない着物や被布を嫌がる子がいるのは当然です。

写真や画像でもいいので、事前に着物や被布がどんなものかを見せて教えてあげましょう。

夏に浴衣を着せてあげるのも良い機会です。

6.着替え・替えの靴を持参

お菓子や飲み物、よだれや涙など2歳の衣装はあっという間に汚れます。

汚れてもすぐに対応できるよう、着替えを2組ほど持参しましょう

食べ物や飲み物を口にする際には、エプロンをしてあげると安心です。

また、七五三は草履や履きなれない靴を履くことも。

慣れない靴が歩きにくかったり、足が痛くなったりしてしまうことがあるので、履き慣れた靴を持っていってください。

普段履いているスニーカーでも構いませんが、汚れはきちんと落としておきましょう。

7.お気に入りのおもちゃ・お菓子を持参

七五三は、移動時間や待ち時間があります。

手持ち無沙汰になると、走り出したりぐずったりすることがあるので、子どものお気に入りのおもちゃやお菓子があると安心です。

子どもと一緒におやつを買って「七五三の時に食べようね」と気分を高めてみてもいいでしょう。

2歳で七五三|よくある質問2つ

2歳で七五三を考えている方からよくある質問を紹介します。

2歳で七五三|よくある質問2つ

・2歳で七五三をするのは大変?
・兄弟姉妹で「数え年」「満年齢」の数え方が違っても大丈夫?

2歳で七五三をするのは大変?

子どものタイプにもよりますが、3歳よりも2歳で七五三のお祝いをするほうが大変なことが多いです。

具体的には、
・イヤイヤ期真っ只中
・トイレトレーニング中
・お昼寝がある
・親の言葉が完璧には理解できない

などが理由としてあげられるでしょう。

しかし、『赤ちゃんのようなあどけない姿』を残せるのも今だけ。

七五三を2歳(数え年)でするメリット・デメリットをよく理解した上で、自分の子のタイプを加味して2歳で七五三をするかどうかを決めましょう。

兄弟姉妹で「数え年」「満年齢」の数え方が違っても大丈夫?

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兄弟姉妹で一緒に七五三をすると、1度にお祝いできるのはもちろんとても華やか。

一緒に七五三をお祝いするために、兄弟姉妹で「数え年」と「満年齢」の考え方が異なっても大丈夫です。

例えば『下の子は満年齢で上の子は数え年で』など、考え方は臨機応変で問題ありません。

詳しい兄弟姉妹の七五三の組み合わせについては、兄弟姉妹の七五三|同時にお祝いをしても良い?
を参考にしてください。

七五三は2歳でも3歳でも大丈夫!子どもの性格や家族の状況で決めよう

七五三をお祝いする年齢は決まりがなく、年々考え方も自由になっています。

1番大切なのは『これまで無事に成長してくれたことに感謝して子どもをお祝いする気持ち』なので、お祝いする年齢はその子その子の成長や性格、家族の事情によって決めて大丈夫です。

祖父母によってはお祝いする年齢にこだわりがある方もいるので、事前に確認しておくと安心でしょう。

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